こんにちは、やまぐちです。
当記事では、子宮頸がんの検診費用と検査方法について詳しく解説しています。
子宮頸がんの検診前に気になる費用と検査方法についてまとめてみましたので、検診を検討されている方向けの記事になっています。
また、子宮頸がん検診の検査において、痛みや出血などについても触れていますので、ご参照ください。
目次
子宮頸がん検診
子宮頸がん検診・検査費用と検査方法【子宮頸部細胞診】
子宮頸がん検診の検査 細胞診とは?
子宮頸がんの検診・検査では、まずはじめに一次検診として細胞診が行われます。
細胞診とは、腟鏡(クスコ)で膣を広げ、子宮の入り口(外子宮口)付近を綿棒やブラシ、またはヘラのような器具でこすって細胞を採取し、顕微鏡で正常な細胞かどうかを確認する検査のことです。
子宮頸がん検診の検査 細胞診は痛みが伴って痛いの?
プラスチック製のブラシ等で、子宮頸部を軽くこすり細胞をとる検査ですので、数秒で終わり痛みはほとんどありませんが、個人差はあるかとは思います。
この検査で生じる痛みは、通常それほど強いものではなく、少し痛みを感じたり出血がある場合もありますが、恐怖心を持つ程ではないので、それほど心配はいらないと思います。
子宮の入口部分は痛みを感じる神経の感覚が弱いですので、基本的に痛みはほとんどないと言われている通り、私もそれほど痛いとは感じたことはありませんね。
子宮頸がん検診の検査 細胞診は生理中はどうなの?
十分な検査ができないため、生理中は避けた方がいいです。月経終了後3~7日の受診が望ましく妊娠中や出血時は不可です。
生理が始まった場合は、出血があった際に、検査による出血なのか生理の出血なのか判断が難しいためです。
子宮頸がん検診の検査 細胞診の費用や異常があった時の再検査と費用は?
子宮頸がん検診(細胞診検査)の費用や、再検査の費用は病院や専門クリニックなどによってまちまちです。精密検査に関わる費用は多くの場合、医療保険が適応となります。
診察に関わる費用、選択された検査の数や医療保険の自己負担割合等によって費用は異なりますので、詳細は受診される医療機関でご確認ください。
細胞診検査(子宮頸部細胞診)
■受診費用:約3,000円〜5,000円程度
■検査時間:5~10分ほど
■検査結果:細胞処理、細胞検査技師や専門医の顕微鏡での評価に時間がかかるため、約1〜2週間で面談や郵送などで通知
子宮頸がん検診の細胞診の検査で異常が見つかった場合は、HPV検査を受けてその結果によりコルポスコピー診と組織診が行われます。
HPV検査(子宮頸がんに罹るリスクが高いかどうか調べる検査)
■受診費用:数千円〜1万円前後(タイプ別の場合は費用が異なります)
■検査時間:5~10分ほど
■検査結果:細胞を分子生物学的手法で調査するのに時間がかかるため、約1〜2週間で面談や郵送などで報告
HPVウイルスの中でガンと関係のある10種類程度(ハイリスクHPV)の感染の有無を調べるのが検診では一般的です。
HPVのうちどのタイプが感染しているかまで調べる方法(タイプ別検査)もありますが、これは異形成と診断された方に行うのが一般的です。
※HPVは100種類以上のタイプがあり、その中でがんを誘発するものは10種類ほどでハイリスクHPVと呼びます。
コルポスコープ検査(組織診も併せて行われます)
■受診費用:数千円
■検査時間:5分ほど
■検査結果:その場でわかります。
子宮頸がん検診・検査費用と検査方法【検査キット】
子宮頸がん検診には、自宅で簡単に検査する方法があります。
それが検査キットを使用して自己採取し、郵送して検査をしてもらうというもので、次のようなメリットがあります。
・自分で行うため羞恥心を感じることがない
・医療施設に行く手間や、やりとりがない
・時間を気にすることなく自宅で検査ができる
・結果は郵送またはメールで完結
キットには細胞診だけでなく、子宮頸がんになる可能性のあるHPV(ヒトパピローマウイルス)の検査を含む場合があるので、確認のうえ選択するようにしてくださいね。
私は、HPV検査を含むこちらのSTDチェッカーの検査キットを利用しています。STDチェッカーは、STD研究所の高リスク型HPVの検査キットで、STD研究所は郵送検査の認定事業者です。
丁寧なサポート体制もあり、検査サービスの信頼性があり匿名検査ですので初めての方でも安心ですね。
私自身も検査キットの検査がキッカケで見つかり、発覚してからの的確な改善方法のお陰で助かりましたからね。
それ以後は、半年に一度のペースで検査キットの検査を受け、2年に1度の定期検診でカバーしています。
子宮頸がん検査キット(検査項目が多いほど費用も上がります)
■キット費用:数千円〜1万円前後
■検査時間:数分ほど
■検査結果:検査機関にもよりますが、返送後から約1週間以内程度でWeb上や郵送などで報告
子宮頸がんの検査キットにつきましては、別記事で詳しく解説していますので、ご参照いただければと思います。
子宮頸がん検診・検査費用と検査方法【経腟超音波(経腟エコー)】
痛みを伴わない検査方法に「経膣超音波(経腟エコー)」があります。
腟の中から超音波をあてて調べる検査方法で、超音波検査なのでX線を使用しないことから子宮にも無害で安心で、基本的に痛みも伴わない検査です。
腟専用の細長い棒状の形をしたプローブ(探触子)と呼ばれるセンサーを、腟内に挿入する際に痛みを感じる人が稀にいる程度です。
エコー検査は、子宮内や卵巣の様子を近距離で観察するため、膣内に挿入しやすい親指の太さのプローブが使用されるので、その際に感じる人による痛みです。
挿入の際に、痛みを強く感じる恐れのある方は、エコー検査を受ける前に何か不安点や疑問点などがあれば、迷わず医師に相談してみてくださいね。
経腟超音波(経腟エコー)
■受診費用:約4,000円〜6,000円程度
■検査時間:約10分程度
■検査結果:その場でわかります。
子宮頸がん検診・検査費用と検査方法【骨盤腔MRI検査】
痛みの不安や抵抗がある人には「骨盤腔MRI検査」があります。
痛みに対しどうしても耐えられない恐怖心や抵抗がある人には、「骨盤腔MRI検査」というMRIを使用した子宮頸がん検査という選択肢もあります。
骨盤腔MRI検査とは、磁気を用いて骨盤内を全方位的に断層画像として撮影する機器を使用して、子宮頸がんだけではなく卵巣や子宮、その周辺に生じる婦人科の疾患の発見を目的とした検査です。
骨盤腔MRI検査は、まだまだ一般的ではありませんが、放射線の心配や検査に伴う痛みは一切ありませんし、子宮や卵巣の状態や大きさなどがひと目で分かります。
骨盤腔MRI検査
■受診費用
・骨盤腔MRI検査費用(造影剤なし):約8,000円~10,000円程度
・骨盤腔MRI検査費用(造影剤あり):約12,000円~15,000円程度
■検査時間:5分ほど
■検査結果:その場でわかります。
費用は少しかさむかもしれませんが、痛みがないことに加え、医師による内診なしで子宮がん、子宮頸がん、卵巣がん、子宮筋腫の発見にも役立つことから、検診の痛みが不安な人には受診を検討してもよい検査といえるでしょうね。
子宮頸がん検診後
子宮頸がん検診の検査後に、痛い場合や出血が止まらないときの対応
何か異変を感じて気になるような時は、病院を受診して確証を得ることが大切です。
子宮頸がん検診を受診した後、人によっては子宮頸がんの検査で痛みを感じたり、出血を伴うこともあり、検診結果には問題はなかったものの出血を伴うケースがあるようです。
にじむような少量の出血や痛みを感じる人がいますが、月経時以外に腟から排出される出血は不正出血と呼ばれます。子宮頸がんの症状の1つとしても考えられていますが、検診に伴う出血や痛みの多くは数日で治まります。
ただし、痛みや出血が続いたり、いつもの生理とは異なる腹痛や出血が起きるなどの症状があれば、早めに医師に相談することが大切です。内診時まで異常がなく、子宮頸がんの検診後に出血が止まらない、不正出血が続いている状態になった時は、違う病院も含めて早めに病院で再検査を受けるようにしてください。
検診での出血は珍しくないことですが、いずれにしても何か異変を感じて気になるような時は、病院を受診して確証を得ることが大切ですね。そのほかに、内診時の不正出血以外に考えられるのは、ホルモンバランスの変化や生理が始まったことなどが考えられます。
子宮頸がんではなく子宮体癌の検査では、子宮頸部よりさらに奥の方の組織を採取するため、1週間ほど出血が続く場合もあります。1週間ほどの場合は、生理が始まったと考えられなくもないですが、生理が始まった場合は、検査による出血なのか生理の出血なのか判断が難しいです。
ですので2週間以上出血が続いている場合は、生理によるものとも考えにくいため、早めに病院で再検査を受けられることをお勧めします。生理でなければ検査での傷が深かったり、出血しやすい傾向にあったり、感染を起こしているとも考えられますので注意してください。
以上となります。
なお、子宮頸がん検診の検査結果につきましては、こちらの記事で詳しく解説していますのでご参考になさってください。
まとめ
ご紹介してきたいずれの検診も、痛みをやわらげるコツはリラックスすることなので、身体に力を入れず全身の力を抜き、ゆっくりと長い息を吐くことを意識してください。
深い深呼吸をすることで、恐怖心や痛みを和らげてくれます。あまり力まないように心がけて、リラックスした状態で受診することが大切です。
子宮がんリスクを見逃すことのないように、定期的な検診に取り組んでいきましょう。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
子宮頸がん検査でひっかかり、その後治癒したやまぐちの治療体験記
こんにちは、ブログ管理人の医療従事者やまぐちです。
自然治癒に任せて何もしないでいると
子宮頸がんになり死を招く恐れがあります。
と言われても、自然に治るまで待つんじゃないの?
と思いますよね。でも実際に私の来訪者さんのお姉さんで亡くなった方がいます。
その方はご両親を大切にする、音楽が趣味の明るい方だったそうです。
でも、もう帰ってくることはありません。
私自身、子宮頸がんの前段階になりわかりました。
世の中の子宮頸がん対策が適切ではなかったことを。
そして『本当に』正しい子宮体質改善法を知り試した結果、
薬や手術などをせずに、根本から子宮トラブルを治癒させることができました。
免疫力を向上させたのと同時に子宮体質改善を継続的に行いました。
その方法を私のもとに健康相談で来られる方に伝えると、ありがたいことに子宮トラブルが良くなった方がいます。
子宮体質改善は、異形成だけではなく、子宮に関する婦人病において活用することができます。
子宮頸がんは、その人の進行状況にもよりますが、前段階(前癌病変)を放置すると死を招く恐れがあります。
私が子宮トラブルを根本から改善することができた秘訣は下記リンクからどうぞ
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子宮頸がん検査でひっかかった、やまぐちの治療体験記
子宮体質改善は、こちらの別記事でご案内しています。
「マニュアル」でもっと詳しく↓
医療従事者やまぐちの子宮体質改善はこちら
私が実際に三ヶ月間飲んで本当に免疫力の向上を実感した体験記
仕事でのストレス、運動不足や野菜不足、免疫が低下し子宮トラブルに悩んでいた私の体調に変化がありました
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